骨が弱っていませんか?骨粗鬆症は恐くない!

歳をとると骨粗鬆症になるといわれますが、今日は骨粗鬆症について考えてみましょう。
骨粗鬆症とは骨の成分が減少し、骨折しやすくなった状態で、骨は年齢に関係なく毎日作られ、壊されています。歳をとると、作られる骨の量 より壊される骨の量が多くなり骨粗鬆症になる訳です。
骨粗鬆症は2つに分類され、骨粗鬆症の90%以上をしめ、骨の老化が原因の原発性骨粗鬆症とバセドウ病、クッシング症候群、重症糖尿病、慢性関節リウマチ、胃の手術、アルコール多飲、ステロイド剤服用などが原因で発症する続発性骨粗鬆症に分けられます。
骨粗鬆症の要因としては
性ホルモンの低下…女性では50歳前後の閉経期から、男性では70歳前後から性ホルモン
                が低下します。女性ホルモン、男性ホルモンとも骨の形成を促進し、ま
                た骨の減少を抑制する作用があります。
カルシウム摂取不足
ビタミンD不足…ビタミンDには腸からのカルシウムの吸収を良くし、また、腎臓から尿として
             カルシウムが体外に失われるのを防止する働きがあり、日光照射不足など
             でビタミンDが不足します。
運動不足…運動は骨を刺激し骨の形成を刺激し、不足すると骨粗鬆症になります。
遺伝
などがあげられます。
症状は腰の痛み、背中の痛み、背骨(脊椎)、大腿骨頸部などの骨折です。診断はレントゲン写 真、放射線や超音波を利用した骨量の測定などで簡単です。
治療法と予防するためには、
食事療法…なんといってもカルシウムを十分に摂取する必要があります。正常成人のカルシ
          ウム必要量 は1日に600mgですが、1990年の国民栄養調査では537mgとカ
          ルシウム摂取不足の状態でした。高齢者ではさらに少なく必要量 の50%の40
          0〜500mgしか摂取していないのが現状です。骨は女性では 代後半から 歳頃
          に骨量が最大になり、以後 歳頃までこれを維持し、その後閉経と共に急速に骨           量 が低下するため、 歳代の成長期に骨量をなるべく多くしておいてください。
運動療法…運動は骨量を増加させ、骨粗鬆症の予防治療に効果があります。
薬物療法…1.カルシウム製剤、活性型ビタミンD、ビスフォスフォネート、ビタミンK、イプリフラ
           ボンなどが使用されています。
          2.カルシトニン骨代謝の調節ホルモンであるカルシトニンは鎮痛作用もあります。
          3.女性ホルモン 女性ホルモンの低下は閉経後骨粗鬆症の主要な原因です。
骨粗鬆症は予防が最も大切な病気です。十分なカルシウムの摂取、運動、適度な日光照射が大事です。アルコール、タバコのニコチンやコーヒーや紅茶のカフェインはカルシウムの吸収を阻害し骨量 を低下させるので、注意しましょう。