母乳育児で大切なものとは

母乳は赤ちゃんの体をつくるための栄養ですが、それと同時に心の栄養でもあります。
赤ちゃんは生まれた時から、目も見え、耳も聞こえています。
やがて成長するにつれ、外界との接触が増え、不安や恐怖を感じ始めます。
それを癒すのが、お母さんの笑顔や抱っこであったり、またおっぱいを吸うことなのです。
これは赤ちゃんだけに限ったことではありません。
弟や妹が誕生すると、お兄ちゃんやお姉ちゃんは、それまで独占していたお母さんが自分から離れてしまう不安でいっぱいになってしまいます。
こんな時、兄弟を左右のおっぱいで同時に吸わせると精神安定剤になり、安心します。
やきもちを焼かず、弟や妹の誕生を心地よく思えるようになります。
授乳は、赤ちゃんとお母さんが肌と肌とで密着し、目と目を合わせ、お互いを感じ、相互の愛着を形成できるという、素晴らしいスキンシップです。…と分かってはいても、授乳はお母さんにとっては大変な重労働です。
赤ちゃんが一日に飲む母乳のカロリーは、お母さんが一万メートルを走るのに費やすカロリーに相当するそうです。
さらに、おっぱいを吸われることによって分泌されるホルモンは、お母さんの下腹部や臀部の脂肪を母乳の脂肪に変えるともいわれています。
単純に考えれば、長く授乳すればするほどお母さんは美しいプロポーションになれるということでしょうか。